画面上のコピーできないテキストを翻訳する方法
画像内の文字、動画の字幕、ゲームの会話を選択・コピーできないとき、カーソル辞書、スクリーンショット翻訳、スクリーンショット OCR のどれを使うべきでしょうか。目的に合う機能と、認識精度を上げる方法を紹介します。
動画の字幕、ゲームのクエスト、画像内の説明文は、選択できないことがよくあります。マウスでドラッグしても反応せず、翻訳ツールへコピーできません。
このようなときは、まず必要な結果を確認します。
- ポインター位置の単語や一文を調べるなら、カーソル辞書を使います。
- 画面の一部をそのまま翻訳するなら、スクリーンショット翻訳を使います。
- 原文を抽出してコピー、整理するなら、スクリーンショット OCR を使います。
- テキストを普通に選択できるなら、選択範囲翻訳を使います。
画面上のテキストには、画像の一部にすぎず、アプリ自体にコピー可能な文字データがないものもあります。カーソル辞書、スクリーンショット翻訳、スクリーンショット OCR は、いずれも最初に画面から文字を認識します。違うのは、最終的に得られるものが検索結果、訳文、さらに加工できる原文のどれかという点です。
単語や一文を調べる:カーソル辞書
調べたい文字の上へポインターを移動し、カーソル辞書を実行します。Float Translate がポインター付近の単語や文を読み取り、結果を表示します。
ゲーム内のアイテム名や画像内の単語など、短い内容を調べるのに向いています。原文を選択できる必要がないため、通常の選択範囲翻訳では取得できない文字にも使えます。
クエストの説明全体や大きな文字領域を処理する場合は、スクリーンショット翻訳のほうが直接的です。
画面の一部を直接翻訳する:スクリーンショット翻訳
スクリーンショット翻訳は、動画の字幕やゲームのクエストなど、選択できない長めのテキストに適しています。
スクリーンショット翻訳を実行し、文字を含む画面領域を囲みます。Float Translate が範囲内の文字を自動で認識し、翻訳パネルに訳文を表示します。一連の処理は続けて行われるため、先にスクリーンショット OCR を開いたり、自分でワークフローを設定したりする必要はありません。
選択範囲は目的の文字にできるだけ近づけます。余分なアイコン、ボタン、複雑な背景は認識を妨げることがあります。画面にチャット履歴やアカウント情報がある場合は、無関係な部分を含めないようにしてください。
原文をコピーする:スクリーンショット OCR
スクリーンショット OCR の主な出力は、直接の訳文ではなく、認識した原文です。
画像内の文字をコピーしたい、認識結果を行ごとに確認したい、現在のスクリーンショットを残したい、内容をさらに編集・整理したい場合に向いています。
画面の内容をできるだけ早く理解したいだけなら、スクリーンショット翻訳を使うと、OCR結果を確認して受け渡す手間を省けます。
画像、動画、ゲーム内の文字を処理する方法
どの場面でも画面認識が必要になることがありますが、範囲の選び方は同じではありません。
画像内の文字
文字の輪郭がはっきりするまで画像を拡大し、翻訳したい部分だけを囲みます。内容を理解するだけならスクリーンショット翻訳、原文のコピーや整理が必要ならスクリーンショット OCR を使います。
本文、ボタン、装飾文字が一つの画像に含まれる場合は、すべてを一度に選択しないでください。段落や領域ごとに分けると、正しい読み順を保ちやすくなります。
動画の画面と字幕
動画を一時停止し、字幕とアニメーションが静止してから範囲を選びます。字幕は通常、画面下部にあるため、フレーム全体ではなく現在の字幕だけを囲みます。
プレーヤーが選択可能な字幕や字幕ファイルを提供している場合は、元の字幕を優先してください。画質、圧縮、動く背景による認識ミスを避けられます。
ゲームの会話、メニュー、ヒント
アイテム名やスキル名などの短い内容にはカーソル辞書が適しています。クエストの説明、会話、長めのヒントにはスクリーンショット翻訳が向いています。
文字がすべて表示されてから操作し、変化している画面や無関係な内容はできるだけ避けます。ゲームにテキストログがある場合は、まずログから文字を選択してください。
ほかのアプリ画面でも、最初に通常の文字選択を試します。現在の文字を本当に選択できない場合にだけ、カーソル辞書、スクリーンショット翻訳、スクリーンショット OCR を使います。
テキストを選択できるなら、選択範囲翻訳を使う
ウェブページ、文書、チャットアプリのテキストを普通に選択できる場合、OCR は必要ありません。
文字を選択して選択範囲翻訳を実行すると、訳文を直接確認できます。現在のアプリから原文がそのまま渡されるため、通常はこちらのほうが速く、OCR の認識ミスも入りません。
認識が正しくないときの対処方法
スクリーンショット翻訳とカーソル辞書は、どちらも画面上の文字認識を使います。文字の欠落、誤認識、不自然な文の区切りがある場合は、まず次の四つを試してください。
- 文字を拡大する。 動画、画像、アプリのウィンドウを拡大してから、もう一度認識します。文字が小さすぎると、似た字形が混ざりやすくなります。
- 範囲を狭くする。 一度に一つのまとまった文字領域だけを選び、アイコン、ボタン、枠線を避けます。
- 画面が静止するまで待つ。 動画を一時停止し、文字のアニメーションが終わるのを待ち、できるだけ鮮明な画質を使います。
- 特殊な内容を確認する。 数字や固有名詞は、一文字の誤りでも意味が変わることがあります。
一回のスクリーンショット翻訳に向かない場面
スクリーンショット翻訳は、静止画や、しばらく表示されたままの文字に適しています。
流れ続ける字幕、すばやく変わるゲームの会話、動画全体の内容には連続処理が必要です。この場合は、動画に付属する字幕、字幕ファイル、またはリアルタイム翻訳・文字起こし専用ツールを優先してください。
選び方を覚える
テキストを選択できるなら、選択範囲翻訳を使います。
選択できない場合は、単語や一文ならカーソル辞書、画面の一領域を翻訳するならスクリーンショット翻訳、原文のコピーや整理が必要ならスクリーンショット OCR を使います。